連合・芳野会長「共産党で蓮舫票逃げた」の支離滅裂…小池百合子氏を支援しながらどの口が?

公開日: 更新日:

 発言があまりに支離滅裂すぎるのではないか。

 7日投開票された東京都知事選を巡り、11日、立憲民主党幹部と会談した芳野友子・日本労働組合総連合会(連合)会長(58)が蓮舫・前参院議員(56)の敗因について「共産党が前面に出すぎて、蓮舫氏が共産党の候補者のように見えてしまった。票が逃げたのではないか」などと持論を展開したことだ。

 芳野氏の発言に対し、立憲の泉健太代表(49)は「蓮舫氏は堂々たる戦いをしたが、教訓をどう生かしていくか党内で話し合いをする」などと苦笑い。一方、発言を聞いた共産党の小池晃書記局長(64)は会見で、「根拠を示してほしい。何の根拠もなく、共産党のせいにさえすれば何でも通用するというような、非常にレベルの低い発言だと言わざるをえない。看過しがたい」とカンカンだったが、無理もない。

 連合傘下の「連合東京」は知事選で小池百合子知事(71)の支援を表明。芳野会長も、小池氏について「全体的に連合東京の政策に理解をいただき、評価できる。関係性も良いのではないか」などと絶賛していたからだ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い