河野太郎「マイナ活用で確定申告」総裁選公約ブチ上げで大炎上…識者「新たな強制策」とバッサリ

公開日: 更新日:

 河野デジタル相が5日、自民党総裁選の公約を発表。現役世代の保険料の負担軽減や厚労省の分割などを並べたが、何といっても注目は、突如としてブチ上げた「全納税者が確定申告する仕組みづくり」だ。

【写真】この記事の関連写真を見る(35枚)

 発表前日に河野大臣は「税の使い道に厳しい目を注いでいこうという環境がつくられる」と説明。5日の会見では「最終的には、すべての皆さんの確定申告表が自動で入力されて、その数字を見ていただいてポチッとボタンを押していただければ、確定申告が終わるというのがゴール」と理想を語った。

 納税意識の向上は結構だが、河野大臣がとことんこだわるのはあくまでマイナカードの普及だ。カード取得者向けサイト「マイナポータル」の活用を念頭に「個々人の手間が増えることはない」と強調するが、そもそも、任意のマイナカード取得を前提に「全納税者の確定申告」を訴えること自体、おかしな話だ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省と自治体に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変