「ママを逮捕して!」米ウィスコンシン州の警察署に4歳児が緊急通報したワケは?

公開日: 更新日:

 3月4日、米ウィスコンシン州マウントプレザント警察署に、小さな男の子とおぼしき声で緊急通報が入った。

 管制員が「ラシーン郡の911番です。どのような緊急事態ですか?」と質問すると、男の子は「ママを捕まえて! ひどいことをしました」と訴えた。管制員は詳しく状況を把握するために繰り返し質問したが、男の子は「ママを捕まえに来て」と主張するばかり。

 すると、電話を取り上げられたようで、通話相手が母親に代わった。

「すみません、通報したのは4歳の息子なんです。私がこの子のアイスを食べちゃったので、すっかり怒って通報したみたいです」と平謝りで説明した。

 同署は一応、確認のために現場近くにいた女性警察官2人を急派。状況は母親の説明した通りで、男の子の怒りは収まったようで、「もうママを刑務所に入れなくていいよ」と言ったそうな。

 警察官2人は翌日、再び男の子宅を訪問。母親を許したことへのご褒美に、サプライズでアイスクリームをプレゼントした。写真はその時のひとコマで、同署のフェイスブックで公開された。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは