天安門車両突入事件は習近平体制崩壊の“予兆”か

公開日: 更新日:

<格差、大気汚染、毒食品、汚職で不満はピーク>

 終わりの始まりかもしれない。毛沢東が建国宣言をした天安門の前で28日、5人が死亡し、日本人1人を含む38人がけがをする車両突入事件が発生した。いまだに詳細は分かっていないが、現場は、国家指導者が会議を行う人民大会堂もある政治の中心だ。習近平主席が執務する中南海にも近い。矛盾と不満が渦巻く国家に崩壊が迫っている――。

 事件は、現地時間の28日正午ごろに起きた。1台のスポーツ用多目的車が歩道に乗り上げて群衆をはねた後、天安門につながる橋の欄干にぶつかって炎上。乗っていた3人は死亡した。
“聖地”で発生した死傷事故である。普通なら大騒ぎだが、中国外務省の華春瑩副報道局長は「状況を把握していない」とダンマリである。国営放送の主要ニュース番組も、事件を伝えなかった。それだけ当局はピリピリしているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日ハム栗山監督にファンが退任勧告も…後任不在の痛し痒し

  2. 2

    森七菜「移籍騒動」の代償…勢い急失速で連ドラ出演ゼロに

  3. 3

    玉木宏だからハマッた?「桜の塔」2ケタ視聴率キープの謎

  4. 4

    小池知事 いよいよ「五輪撤収、責任回避モード」に突入か

  5. 5

    山下智久「ドラゴン桜」再出演を阻む“3つのアクシデント”

  6. 6

    パ混乱の“日ハムクラスター”…球団や栗山監督に不信感増幅

  7. 7

    今からもらえる給付金・補助金 こんなに申請受け付け中!

  8. 8

    “親分の孫”野球エリート元慶大生 給付金詐欺で逮捕後の今

  9. 9

    今ごろインドを変異株指定…呑気な水際強化が招く次の恐怖

  10. 10

    安倍晋三がなぜ?「菅首相が継続すべき」発言“真の狙い”

もっと見る