高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

幼稚な「マスラオぶりっこ」はロクなことにならない

公開日:  更新日:

 オバマ米大統領が、イラク北部へのアルカイダ系武装勢力の侵攻に対して直接軍事介入すべきかどうか悩んでいる。それを見て、米国の共和党タカ派やネオコンの残党たちの間では「弱腰だ。シリアに続いてまたも不介入を決めれば、米国がバカにされるぞ」という批判があり、一部マスコミも「及び腰」といった表現でそれに追随している。

 しかし、その論調に、ある国際通の野党中堅議員は怒っている。
「軍事力を断固行使して、世界の警察官として毅然と振る舞うべきだという米国右派の主張が時代錯誤だ。アフガニスタンとイラクであれだけの戦争を13年も続け、それが何の役にも立たなかったから、どちらも内乱が収まらず国家崩壊が続いているわけで、ここでまた米軍が出て行ったら、ますます収拾がつかなくなる。誰が考えたって分かるでしょう。断固とか毅然とかいうマスラオぶりっこの話じゃないんですよ」と。

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