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調査報告は“焦土作戦” 舛添知事が企てる逃げ切りシナリオ

 力ずくでの幕引きに不信感は増す一方だが、言い逃れもここまでくるとアッパレだ。政治資金流用疑惑で火ダルマになっている東京都の舛添要一知事が6日、元検事の弁護士による調査結果を公表。“適切な支出”の理由付けはムリ筋の羅列で、会場からは失笑が漏れるほどだった。

 5日に舛添氏に提出されたという全63ページの「調査報告書」が配布されたのは、会見開始10分前。調査を担当した佐々木善三弁護士と森本哲也弁護士が報告書を40分間にわたって読み上げ、質疑はたった20分だった。

「主たる目的は家族旅行」「家族での私的な食事」との理由で、不適切とされた支出は計約440万円。千葉・木更津の正月旅行など宿泊費6件や飲食費14件などで、相当分は舛添氏とは無関係の慈善団体に寄付するという。

 舛添氏がヒアリングで「ネットオークションを利用すると安く購入できることから、つい買いすぎた」と弁明した106点の美術品は大量すぎ、購入した政治団体が解散して所有権がアヤフヤになっているため、都立の病院や福祉施設などで活用。公用車通いでクローズアップされた神奈川県湯河原町の別荘は、ケジメとして売却するという。

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