築地の6倍 豊洲新市場の空き家警備に「1日180万円」の怪

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 開場しなくても、1日700万円の税金が消える――。都はたとえ豊洲新市場が「空っぽの箱」でも、ざっくりとした試算を基に莫大な維持費がかかると言い張る。

 新市場は水産卸棟で10度、水産仲卸棟で25度と温度を適切に管理する巨大な冷蔵庫だ。高温や風雨から水産物を守り、鮮度を保つという「コールドチェーン」が吹きさらしの築地市場との大きな違い。いかにも温度管理にコストがかさみそうな施設で、維持費の大半は空調に伴う電気代かと思ったら、大間違いだ。

■維持費の3割弱が警備費

 ある都政関係者は「すでに小池知事には700万円の詳細な内訳が報告されており、最もウエートを占めたのは警備費だと聞いています。全体の3割近くに達するようです」と打ち明けた。確かに豊洲の警備費はベラボーに高い。

 都の入札経過を調べると、豊洲の警備委託の発注は今年6月9日のこと。前日に入札を行い、都内の大手警備T社が落札。業務履行は6月10日から来年3月31日まで。落札額は5億3588万円(消費税込み)に上る。履行期間の日数で単純に割り出すと、1日あたり約182万円となる。

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