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弾劾可決は台本通り…朴大統領の不可解行動に“暗殺恐怖”

 韓国を大揺れさせている「崔順実ゲート事件」をめぐる2日目の国会聴聞会が7日開かれたが、初日に続いて肩透かしで終わった。国政介入疑惑の核心である崔順実ファミリーは姪を除き欠席。朴槿恵大統領に対する国民の怒りがまた増幅された。国会に発議された弾劾訴追案の採決が9日に迫っている。世論に押された与党の非朴派議員も賛成に回る公算で、可決は避けられない情勢だ。

 韓国事情に詳しいジャーナリストの太刀川正樹氏は「朴大統領は弾劾可決を織り込み済みだった。意気消沈どころか、むしろシナリオ通りにコトが運んでいるといえる」とこう続ける。

「朴大統領の目的は一貫して『延命』です。一日でも長く、青瓦台(大統領府)に居座りたいのです。権力にしがみついているからではなく、『暗殺恐怖』にとりつかれていると聞きます。そのために何重にも予防線を張ってきた。両親を暗殺され、遊説中に暴漢から顔を切り付けられた経験のある朴大統領は、もともと国民との身近な接触をあまり好んでいない。それがこの状況で辞職を受け入れたら、跳ねっ返りに命を狙われかねない。逮捕されて拘置所入りしても、安全が確保されるとは断言できません。弾劾案が可決されれば、憲法裁判所の判断が下るまで最長180日間は時間を稼げる。大統領の職務権限は停止されますが、少なくともその間は青瓦台で暮らすことができるという算段です」

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