戦後初めて内閣を組織したのは、東久邇宮稔彦王である。鈴木貫太郎首相は1945年8月15日の夕刻には辞職したが、その後を誰が引き継ぐかに、天皇や天皇周辺の側近たちは頭を痛めた。内大臣の木戸幸一は天皇の意を受け、あえて皇族による内閣を画策した。敗戦の混乱を鎮めるには、皇族の方が抑え… 
                
                                                    
                                
                                                        
                                                    
                                
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