売り切れ続出!「ババアの粉」は本当に若返るのか? 40代美容家が実践した“神ハイライト術”

公開日: 更新日:
コクハク

 SNSで「#ババアの粉」「#BBAの粉」と呼ばれ、バズり続けている『セザンヌ トーンフィルターハイライト 01 フィルターベージュ』(以下『トーンフィルターハイライト』)。

 その名の通り、40代以上の“大人世代”から絶大な支持を集めていて「これを塗るだけで顔が若返る!」「疲れ顔が一瞬で晴れる!」と話題です。

 現在はあまりの人気ぶりに欠品中ですが、増産が決まっているので再入荷を心待ちにしている声が多数!

 そんななか美容家目線で、話題の“ババアの粉”の魅力と大人世代がより美しく見える使い方を、40代後半世代の時短美容家・並木まきがレポート。

 さらに「買えなかった!」という人にも役立つ手持ちのハイライトで代用できるテクも紹介します◎。

【読まれています】高市首相もメイクで激変! 強そうな女→柔らかな女に印象を変える“3つの鉄則”ポイント

まるで光の美肌フィルター!「ババアの粉」が人気な理由

 セザンヌの『トーンフィルターハイライト』は、パールの粒子が極めて細かく、光をふんわりと反射。肌の凹凸やくすみをなめらかにぼかす、いわば“リアル補正アプリ”のような仕上がりです。

 ツヤを強調するというより、“肌全体の質感をやわらかくぼかす効果”で、まさしく大人世代の肌悩みにもぴったり。「ギラギラしないのに、なぜか顔が明るく見える〜!」と喜びの声が続出しています。

 この絶妙なツヤ感こそ、“ババアの粉”が多くの大人世代にも愛される最大の理由でしょう。

美容家が教える!大人のための「ババアの粉」活用術

 ハイライトと聞くと「頬の高い位置にのせる」と定番の使い道が頭に浮かびがち。でも、大人こそ、その使い方だけではもったいない!

『トーンフィルターハイライト』以外でも実践できる、大人のためのハイライト活用術をお話します。

1. ほうれい線のカバーに!影を“光で飛ばす”裏ワザ

 ハイライトをブラシに少量とり、ほうれい線の「上」ではなく、影を覆うように薄くふんわりとのせましょう。

 これだけで影が和らぎ、ほうれい線が目立ちにくくなります。

 ファンデーションやコンシーラーで隠すよりも、ナチュラルで若々しい印象に仕上がるのでフレッシュな表情を狙えます◎。

『トーンフィルターハイライト』以外でもOK。自然なボカシ効果を狙いたいので、指ではなくブラシを使うのが鉄則!!です。

2. 凹凸で若見え!眉まわりの立体感アップ

 眉下や眉頭の上にハイライトを軽くのせると、骨格が際立って目元がスッと引き締まります。

 この使い方は特に、年齢を重ねてまぶたが重く感じる人におすすめ。アイシャドウの発色も上がり、メイク全体が洗練されます◎。

 このテクニックも指ではなくブラシ使いが基本で、もちろん『トーンフィルターハイライト』以外でもOK!

 ギラギラと光るハイライトは避け、控えめで繊細なツヤが得られるものを選んでください。

3. 顔の中央全体にうすーく広げて“光のベール”を
 額・鼻筋・唇の上を楕円で埋めるようなイメージで、顔の中心に広くふわーっとブラシを掃いてハイライトをのせていきます。

 顔の真ん中がパッと明るくなって、シェーディングをしなくてもフェイスラインとの薄いコントラストが誕生!

 自然な立体感とともに、トーンアップ効果と透明感が得られます。

 ハイライトが目立ちすぎるとギラギラしてしまうので「光で主張するメイク」ではなく「光で“ぼかす”仕上がり」を意識していきましょう。

 こちらも『トーンフィルターハイライト』以外でも大丈夫。肌色に近いハイライトを選ぶのがポイントです。

40代からのハイライト術は「ツヤ」より「柔らかさ」を味方に

「ババアの粉」というユーモラスなネーミングの裏には、年齢を重ねた自分を前向きに・軽やかに楽しむ女性たちの姿勢が見えます。

 今のメイクトレンドでは、大人世代は「ツヤ」より「柔らかさ」を味方にするほうがグンと洗練された印象に。

 セザンヌの『トーンフィルターハイライト』は、まさに“大人の肌”を理解し尽くしたトレンドメイクが狙える名品です。

 再入荷を待ちながらも、ぜひ手持ちのコスメでも“光を味方につける”工夫を楽しんでみてください。

(※筆者注 画像は筆者の私物です。文中の効果は筆者の個人的な感想です。)

(並木まき/ライター・エディター)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然