譲渡ありき…ベテラン市議も面食らう“フルスピード採決”

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 愛媛県の北東部に位置する今治市。「タオルと造船のまち」で知られる瀬戸内ののどかな田舎町に今、激震が走っている。きっかけは、およそ36億円相当、16.8ヘクタールもの広大な市有地をある大学の獣医学部新設用地に「無償譲渡」することが決まったからだ。

 大学の設置者は岡山市の学校法人「加計学園」。理事長の加計孝太郎氏(65)は、安倍首相の“ゴルフ友達”として知られる。理事長と安倍夫妻の関係が国会で取り沙汰されている森友学園への国有地払い下げ問題と同じ構図で、市民から「ウラがあるのでは」と疑問の声が上がる。“第2の森友”の現場を追った。

 3月上旬。JR今治駅から車で北西方面に走ること約10分。目に飛び込んできたのは、山を切り崩して造成したとみられる広大な土地だ。岡山理科大が7番目の学部として獣医学部を開設する「今治キャンパス」(仮)の建設予定地である。

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