「是正勧告してもいい」 東京労働局長がマスコミを“恫喝”

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「何なら皆さんの会社に行って、是正勧告してもいいんだけど」――。厚労省の勝田智明東京労働局長が監督指導権限をチラつかせてマスコミを“恫喝”だ。

 問題発言は30日の定例記者会見で、同局が昨年12月に野村不動産に対し裁量制を違法適用したとして特別指導した件に関する質疑の際に飛び出した。

 野村不動産への特別指導は過労自殺した同社男性社員の遺族が労災申請をしたことがきっかけだったにもかかわらず、厚労省はこれまで「個人情報の保護」を建前に、その経緯や理由の説明を拒絶。会見でも特別指導に関する質問が相次いだ。これに対し勝田氏は「ノーコメント」を繰り返した揚げ句、冒頭の暴言を吐いたのだ。

 発言の真意を問われると「多くのマスコミでも、違反がないわけではないんでね」「みなさんの会社も労働条件に関して、決して真っ白ではないでしょう」などと発言し、この問題を追及する報道機関に露骨に圧力をかけた。

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