著者のコラム一覧
金子勝淑徳大客員教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

韓国叩き裏目 アジア通貨危機後に日本勢が切られた悪夢再燃

公開日: 更新日:
顔をこわばらせて握手(G20大阪での安倍首相と韓国の文在寅大統領)/(C)ロイター

 自民党の参院選シナリオが少しずつ狂ってきた。2年前にG20サミットの日本開催を決め、慣例を破ってG7より先行開催させ、参院選直前にブツけた。そして、自民党の公約の1番に「力強い外交・防衛で、国益を守る」を掲げた。

 ところが、トランプ米大統領に振り回され、米中貿易摩擦やパ…

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