森友問題の公文書改ざん“実行犯” 海外栄転で口封じの波紋

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 外務省が16日、森友学園を巡る決裁文書改ざんの“実行犯”だった財務省官房参事官の中村稔氏を駐英公使に充てる同日付の人事を発表。波紋を広げている。

 ネット上では<イギリスに失礼><改ざん公使>などの批判が噴出。立憲民主党の蓮舫参院議員も自身のツイッターで<真夏のエイプリルフールか?>と驚きをあらわにしている。中村氏が改ざん問題に関する財務省の調査報告書の中で<中核的な役割を担っていた>と名指しされた人物だからだ。財務省が森友学園へ国有地を貸し付けた特例承認のハンコを押した張本人でもある。

 決裁文書の中で安倍首相の妻・昭恵夫人の「いい土地ですから前に進めてください」との発言が記述されていたため、国会でも大きく取り沙汰された。しかし、財務省の太田充理財局長(当時)は「当時の佐川局長も中村(稔)総務課長も決裁文書をきちんと認識しなくて見ていない」とシラ切り答弁に終始。中身を見ずに決裁したのかどうか――中村氏本人は公の場で何も語ることなく、イギリスへと栄転したのだ。

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