高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

「三権の長」のごとく振る舞う超憲法的政権の異常人事

公開日: 更新日:

 黒川弘務・東京高検検事長を超法規的に定年延長させて、次期検事総長に据えようという官邸主導の異常人事が話題になっている。

 検事一般の定年は63歳で、それに従えば2月8日でその年になった黒川は退官しなければならないが、検事総長だけは定年が65歳なので、安倍政権ベッタリで有名な黒川を半年間、定年延長すれば、検事総長に就けることができる。この見え見えの小細工は、どうも菅義偉官房長官の仕掛けで、そこには実は自身が“真犯人”であるカジノ汚職疑惑にフタをしたいという思惑が働いているともいわれている。

 しかし、その低レベルの政治的思惑を超えて憂慮を深めているのは、自民党の中堅議員である。

「ご記憶かどうか、安倍晋三首相は2回も3回も、自分が『立法府の長』だと国会で発言しています。その上で今回の検察人事ということになると、『司法府の長』でもあるかの振る舞いですよね。こうしてみると、安倍さんは『三権分立』という憲法の基本原理を、まったく理解していないと思わざるを得ない」と。

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