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田岡俊次軍事評論家、ジャーナリスト

1941年生まれ。早大卒業後、朝日新聞社。米ジョージタウン大戦略国際問題研究所(CSIS)主任研究員兼同大学外交学部講師、朝日新聞編集委員(防衛担当)、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)客員研究員、「AERA」副編集長兼シニアスタッフライターなどを歴任。著書に「戦略の条件」など。

18年間のアフガン戦争「敗者アメリカ」を認めた和平協定

公開日: 更新日:
署名後に握手するタリバンのバラダル師(右)と米国のハリルザド・アフガニスタン和平担当特別代表(C)共同通信社

 2月29日、米国はアフガニスタンの反政府武装勢力タリバン(イスラム神学生)との和平協定に署名、米軍撤退を取り決めた。米国はタリバンを土着のテロ集団と蔑視し、「テロとの戦い」を18年5カ月も続けた。だが、米国では長期戦に対する厭戦気分が高まっていた。

 再選を狙うトランプ大… 

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