【山形】自民「不戦敗」騒動の出遅れ引きずったまま、出遅れ…野党共闘は揺らぐ

公開日: 更新日:

山形(改選数1)

○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。左印は政治評論家・野上忠興氏、右印は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。

 ◇  ◇  ◇

【山形】

▲▲大内 理加59 自新
△△舟山 康江56 国現
  石川  渉48 共新
  小泉  明51 N新

 新年度予算案に賛成した国民民主党は「参院選後に連立政権入りするのか」とまで囁かれている。自民党は、そんな国民民主と山形でまさかの“共闘”を画策、党本部主導で当初は候補者の擁立を見送ろうとした。しかし、「不戦敗」に地元が反発し、結局、元県議の新人・大内を擁立。出遅れのドタバタを、自民はいまも引きずっている。

「自民党が自信と誇りを持って公認した。ぜひ押し上げてほしい」

 公示直前の6月18日、JR山形駅前の街頭演説で、岸田首相はこう言って大内への支援を呼びかけた。当日、開かれた県連大会に岸田がわざわざ出向いたのは、組織がガタついているからだろう。

 その2日前の16日には、党県連会長でもある遠藤選対委員長が、吉村美栄子山形県知事とともに官邸を訪れ、県の名産のサクランボを首相に進呈した。

「公認候補者を立てた以上は戦いますよ。大内氏は山形テレビのディレクターから県議になった。地元で3代続く県議の名家出身です。昨年の知事選に出馬し、全県での知名度もある。遠藤氏が吉村知事を総理に会わせたのは懐柔策でしょう。知事と国民現職の舟山氏はこれまで、お互いの選挙で支援し合ってきたが、最近、知事は自民に歩み寄りを見せてもいる。参院選には中立的な立場でお願いしたいということ」(自民党関係者)

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