ラサール石井
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ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

政界にはびこる“エセ愛国者たち”はヌートバー選手からケツバットを食らえ!

公開日: 更新日:

 WBC日本代表のヌートバー選手が大人気だ。外見も国籍もアメリカ人。だが日本人の母を持ち、自らも幼い頃から日本を愛してきた。箸を上手に使い納豆が好きで、日本代表で戦うのが夢だった。国歌斉唱では「君が代」を歌い、初戦でフィールドに出ると観客席に帽子を取り深々とお辞儀をした。その姿に感動した。

 彼が本当に日本が好きで日本を愛しているのを感じたからだ。「お辞儀」という日本文化を、見た目は外国人の彼がすることで逆にとても美しく思えた。

 WBCではこんな場面もあった。佐々木朗希選手がチェコのエスカラ選手に162キロの死球を与えた、エスカラ選手は悶絶して倒れたが、立ち上がり出塁した。一塁で山川穂高選手が一礼してわびた。エスカラ選手は全力疾走して大丈夫とアピール、その後佐々木選手も一礼した。美しい光景だ。これがスポーツだ。日本らしさだ。

 そして試合が終わると、チェコの選手はなんとダッグアウトに整列し日本の勝利を称えた。さらに今度はその姿を、大谷選手がインスタグラムに上げ「Respect」と称えたのだ。

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