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孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

米国によるウクライナへのクラスター爆弾供与で“人道的配慮”の姿勢も示せない日本

公開日: 更新日:
残酷で殺傷力の強いクラスター爆弾、日本は米国追従でいいのか(MSLRミサイルから出た信管を外されたクラスター爆弾を手に持つウクライナ軍兵士=ウクライナ・ハリコフ近郊)/(C)ロイター

 クラスター爆弾は、大型弾体の中に多数の子弾を搭載した爆弾である。空中で破裂して子弾が散布され、爆発して広範囲の目標に損害を与える。

 目標が不正確なので、一般市民も被害を受ける。不発弾が終戦後爆発し、住民に被害を与える場合もある。クラスター弾の開発、製造や取得、貯蔵、間接… 

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