著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

投書に著名人ブレーン、新時代を目指した東久邇宮内閣

公開日: 更新日:
外国人宣教師にお言葉を賜う東久邇宮稔彦首相(1945=昭和20=年9月20日、首相官邸)/(C)共同通信社

 東久邇宮首相は、国民に向けてラジオで、自らの所信を明らかにすると言って、「大詔に御示し遊ばされた陛下の思召を奉戴し、一糸乱れざる足並みを以て、難局の打開に進む」という一節を声高に述べた。天皇制国家を守り抜くという意味が込められていたのである。と同時に、国民に対して、もっと自由に… 

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