著者のコラム一覧
半沢隆実ジャーナリスト

1988年共同通信社入社。社会部記者を経てカイロ特派員、パレスチナ紛争、イラク戦争、アフガニスタンなどを取材。ロサンゼルス、ロンドン、ワシントンの各支局長を経て特別編集委員。近著に「ネオ・トランプ革命の衝撃」(柘植書房新社)。

経済と軍事の両面で「最大の後ろ盾」である米国をも手玉に取る

公開日: 更新日:
オバマ大統領自身が「茶番劇だった」と(イスラエルのネタニヤフ首相=左、右がパレスチナノアッバス議長)=当時(C)ロイター

 ネタニヤフは、2023年10月にイスラム組織ハマスが大規模テロに踏み切る前から長く「パレスチナ人は平和を求めていない」と断じていた。

 今世紀に入ってパレスチナ問題の平和的な解決に最も心を砕いた米大統領は、民主党のバラク・オバマ(在任09~17年)だ。だがそもそも理想主義… 

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