ついに「マンションバブル」は崩壊か? 都心の中古が3年ぶりに下落
とうとう天井を打ったのか。東京都心の中古マンションが、約3年ぶりに値下がりしたことが分かった。
不動産調査会社「東京カンテイ」が、24日発表した三大都市圏・主要都市別中古マンション価格推移によると、2月の都心6区(千代田、中央、港、新宿、文京、渋谷)の平均価格は、前月比0.2%安の1億8761万円だった。
前月比でマイナスに転じるのは、37カ月ぶりのことだ。
東京23区全体の平均は、1.9%高の1億2349万円と、22カ月連続で上昇している。
下落したといっても、わずか0.2%だが、それでも「中古マンションの価格は頭打ちしたのでは」と指摘する声が上がっている。
実際、昨年末から価格上昇にブレーキがかかっている。売り出し価格では成約できないケースが増え、売り手が価格を下げる動きが目立ちはじめているという。
不動産アナリストの長谷川高氏はこう話す。
「価格が天井を打ったのかどうかは、まだハッキリしませんが、価格が上がり過ぎたのは間違いありません。値下がりする条件も揃いはじめています。中古マンションの価格が高騰した原因は、主に3つあります。▼富裕層が節税などのために購入していた。▼パワーカップルが住むために買っていた。そして▼転売ヤーです。転売ヤーは、1億円で買った新築マンションを、高級家具をつけるなどのリノベーションをして2億円で売っていた。しかし、いずれもブレーキがかかりはじめています。節税目的のマンション取得をさせないように税制改正が行われ、さすがにパワーカップルも、価格が高くなりすぎ、金利も上がったため手が出なくなった。転売ヤーは、以前のようにスムーズに売却できず、在庫を抱えているといわれています」


















