佐々木麟太郎の去就はどうなる?ソフトB城島健司CBO直撃(1)「ポスティングをやらないとは言ってない」

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城島健司(ソフトバンク/チーフベースボールオフィサー/49歳)

 昨季5年ぶり12回目の日本一に輝いたソフトバンクのチーム運営を担うのが、城島健司チーフベースボールオフィサー(CBO)だ。常勝軍団をどうつくり、伝統である王貞治球団会長の「王イズム」をどう受け継ぐのか。昨秋のドラフトで米スタンフォード大に在学中の佐々木麟太郎(20)を1位で強行指名したが、入団の可能性は? これまで認めたことのないポスティングの是非など、3回にわたって独占告白した。今回は全3回の第1回。

  ◇  ◇  ◇

 ──昨年5年ぶりに日本一になり、秋のドラフトでスタンフォード大の佐々木を1位指名。入団の手応えは?

「今年の(米国大学)リーグ戦の活躍次第なので、今の段階では全く分かりません。彼がメジャーに行きたくて向こう(米国)の大学を選んだのは理解しています。今シーズンも頑張ってもらいたいけど、頑張れば頑張るほど、メジャー球団に指名される確率が高くなり、うちとは縁が遠くなっていくのは複雑ですよね」

 ──-大学で活躍したら、7月のメジャーのドラフトでも指名される可能性がある。

「米国は契約社会なので、ドラフトの上位でかかれば、入団後もチャンスは多い。メジャー球団のしっかりとした育成システムも受けられます。でも、下位指名だと、上がれないとは言わないけど、チャンスは少ない。米国ははっきりしていますから。彼の場合は、最終的にはメジャーでやりたい。その気持ちは分かる。その方法として、日本のプロ野球で活躍してからっていう方法もまだ残っていると思うんです」

 ──入団にこぎつける自信がある?

「うちは福岡という街の豪快な野球をテーマに王会長がつくり上げたチーム。野球の花形はホームラン。彼の唯一無二の打撃で、うちのチームを何十年も引っ張ってくれる。ファンが彼の打撃を見てから帰ろう。そういうバッターになってくれる」

 ──守備力が疑問視されるが。

「かもしれませんが、日本で打撃に関しては、一芸に秀でているわけです。ダメなところを直すのではなくて一芸を伸ばす。良いところを伸ばせばいい。今の打撃を極めてくれればいい。彼が一番活躍できる、一番やりやすい球団はホークスじゃないか。向こう10年のチームづくりに、彼は非常にマッチするんじゃないか。人間性も素晴らしいと聞いています」

 ──人間性も?

「野球に取り組む姿勢が素晴らしい。うちのチームリーダー、核になってくれる選手だと思っています」

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