著者のコラム一覧
諸田玲子作家

静岡県生まれ。「奸婦にあらず」で新田次郎文学賞、「今ひとたびの、和泉式部」で親鸞賞。「登山大名」「織部の妻」「岩に牡丹」など著書多数。近著に「おまあ推理帖」。

(17)紙漉きに精を出すようにとの伝言が

公開日: 更新日:
イラスト・横田美砂緒

 もとより小島藩は高島の一件にかかわる気はなかった。が、諸藩と同様、海防という喫緊の事情から鉄砲の稽古に力を入れ、高島からも知識の伝授を願っていた。そこで白羽の矢が立ったのが高島の門人で江戸にいた神尾弥宗太だった。

 これは弥宗太にしても渡りに船で、幽閉されている恩師に会い… 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り1,272文字/全文1,413文字)

【連載】江戸おんな職人余録 第三弾 半紙と鉄砲

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ