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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

映画「教場」にはいなかったが…木村拓哉は錚々たる女優と共演してきた

公開日: 更新日:

 木村拓哉の映画はヒットはするが、話題を独占するような飛び抜けたヒットにはならないことが多い。野球なら確実に3割は打つが、首位打者はとれない打者。上映中の「教場 Requiem」もヒットの目安となる10億円は優に突破しているが、これ以上の上積みはなく終わりそうだが、外れがなく安心してオファーの出せる俳優とも言える。

「映画がコケることのない俳優」と評される。今回の映画の課題は「なにを演じてもキムタク」といわれることからの脱出だった。木村は50歳を目前にした2020年にドラマで「教場」に主演。それまでのかっこいいヒーローから一転、冷徹な鬼教官・風間公親を演じた。木村の新たな顔はフジテレビの看板ドラマにまでなり、映画化された。

 フジの期待を背負った作品だったが、ドラマを見ていない人には関心が薄く、口コミでも広がりにくかった。公開直後の初速は良かったが、次第に失速した要因でもある。

 新境地開拓はリスクも伴うもの。「教場」は原作上、仕方ない面もあったが、木村作品には絶対欠かせない相手役になる大物女優の出演がなかった。

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