突然のシカ騒動で大阪市が大慌て…“押し付け”を拒否した奈良県のもっともな言い分
奈良県側の答えは「明白」だった。
大阪市都島区の公園や市街地に22日、若い雄のシカ1頭が突如現れ、大騒ぎになった一件。シカは大阪府警の交通機動隊が入る施設敷地内に侵入して雑草を食べたり、のんびり寝転がっていたが、最初の目撃情報(21日午前)から丸4日が経った25日午後1時15分、市職員が用意したおりに誘導され、ようやく捕獲された。
奈良市の一部エリアに生息するシカは「天然記念物」となるため、対応に追われた大阪市は奈良県に受け入れを打診。しかし、山下真県知事は25日の定例会見で「奈良公園から(外へ)出たシカは天然記念物ではなく、野生動物」と要請を突っぱねた。
「エリア外となる奈良市以外では鳥獣保護管理法に基づきクマやイノシシと同じ扱いになる」と説明。さらにこう言って受け入れを拒否したのだった。
「大阪市で捕獲した場合、県内で放すことは認められない。農作業や人へ被害を及ぼす恐れが否定できない。県が把握している限り、捕獲した野生動物を他の都道府県で放獣した例は確認できていない。この原則を崩すことはできない」

















