学校の制服1万3000着以上をリユース! 低所得世帯も環境も救った米高校生兄弟に拍手喝采

公開日: 更新日:

 中学から高校にかけて子どもはグングン成長する。入学時に購入した制服が途中で合わなくなって買い替えなければならないことも……低所得世帯には痛い支出だ。

 米サンフランシスコ近郊の高校に通う兄弟が、古着の学校制服を集めて必要とする低所得世帯に無償で再配布する取り組みを続けて高い評価を受けている。

 イーサン・ホアさん(写真右)と弟のデズモンド・ホアさん(同左)が運営する非営利団体「HOPEユニフォーム・プログラム」で、「HOPE」は「Help Our Planet Earth(私たちの惑星地球を救おう)」の頭文字だ。なぜ制服のリユースが地球を救うことになるのか?

 制服は捨てられると、廃棄先の埋め立て地で分解される過程でメタンなどの強力な温室効果ガスを放出する。メタンは二酸化炭素より約25倍強力だという。つまり制服をリユースすると、繊維廃棄物の埋め立て処分を防ぎ、温室効果ガス排出の削減にも寄与できるというわけだ。

 兄弟がこの取り組みを始めたのは、イーサンさんがまだティーンになったばかりの2019年。きっかけは、寒い日にショートパンツ姿で登校する同級生を見たこと。理由を尋ねると、「洗濯の日まで、はけるズボンがもうない。新しいものを買う余裕がないんだよ」……そこで兄弟は「もう必要なくなった家族から状態の良い学校制服を引き取り、地域の家族に再配布」する仕組みを考え、実行に移したのだ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子×テレ東イケメンアナ“お泊り愛”の行方…女子プロは「体に変化が出る」とも

  2. 2

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  3. 3

    ヘタクソ女子プロはすぐバレる!ツアー史上最短「98ヤード」の15番のカラクリ

  4. 4

    サバンナ高橋茂雄いじめ謝罪のウラ… 光る相方・八木真澄の“ホワイトナイト”ぶり 関西では人柄が高評価

  5. 5

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  1. 6

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  2. 7

    SixTONESが日テレ「24時間テレビ」出演発表で次に“熱愛”が撮られるメンバーとファンが喜べない事情

  3. 8

    犯人探しはまだまだ続く? 中山功太案件“解決”で強まる「パンサー尾形の件は誰なの?」の疑問

  4. 9

    小結高安を怒らせた? 横綱豊昇龍が初日黒星でいきなりアクシデント→休場の自業自得

  5. 10

    消えないナフサ供給不安、現場にはモノ届かず…高市首相4.16明言「目詰まり解消」はやはり大ウソだった