学校の制服1万3000着以上をリユース! 低所得世帯も環境も救った米高校生兄弟に拍手喝采

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 中学から高校にかけて子どもはグングン成長する。入学時に購入した制服が途中で合わなくなって買い替えなければならないことも……低所得世帯には痛い支出だ。

 米サンフランシスコ近郊の高校に通う兄弟が、古着の学校制服を集めて必要とする低所得世帯に無償で再配布する取り組みを続けて高い評価を受けている。

 イーサン・ホアさん(写真右)と弟のデズモンド・ホアさん(同左)が運営する非営利団体「HOPEユニフォーム・プログラム」で、「HOPE」は「Help Our Planet Earth(私たちの惑星地球を救おう)」の頭文字だ。なぜ制服のリユースが地球を救うことになるのか?

 制服は捨てられると、廃棄先の埋め立て地で分解される過程でメタンなどの強力な温室効果ガスを放出する。メタンは二酸化炭素より約25倍強力だという。つまり制服をリユースすると、繊維廃棄物の埋め立て処分を防ぎ、温室効果ガス排出の削減にも寄与できるというわけだ。

 兄弟がこの取り組みを始めたのは、イーサンさんがまだティーンになったばかりの2019年。きっかけは、寒い日にショートパンツ姿で登校する同級生を見たこと。理由を尋ねると、「洗濯の日まで、はけるズボンがもうない。新しいものを買う余裕がないんだよ」……そこで兄弟は「もう必要なくなった家族から状態の良い学校制服を引き取り、地域の家族に再配布」する仕組みを考え、実行に移したのだ。

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