サイゼ、モスが朝食強化 パンで広がる「第4次モーニングブーム」の主役

公開日: 更新日:

 サイゼリヤが「朝サイゼ」を強化している。朝サイゼは午前10時までの限定メニューで、「フォッカチオ」や「パニーニ」などのメニューをドリンクバーとセットで提供する。「焼きシナモンフォッカチオ コンビ」は税込み300円で、「パンチェッタとチーズのパニーニ コンビ」は同400円。セットの価格帯は300~450円で、サイゼらしく低価格が売りだ。

 昨年6月に都内の店舗で試験的に導入し、段階的に導入店舗を拡大した。現在ではターミナル駅付近を中心に東京・千葉・埼玉の十数店舗で実施している。

 モスバーガーは3月18日、午前10時半までの朝食限定メニュー「朝モス」のラインアップを拡充し、野菜バーガーやトーストなどを加えた。ドリンクとのセットメニューを500円前後に設定し、ワンコインを訴求する。朝食の外食化が進んでいることを背景に需要を取り込む狙いだという。

 競合のケンタッキー・フライド・チキンは今後、モーニングなど新たな時間帯のメニューを模索する方針だ。ファミレス業界では「ココス」が昨年にモーニングメニューの導入店舗を拡大した。

 昨今の潮流は「第4次モーニングブーム」とされる。1950年代の第1次ブームでは名古屋の喫茶店を中心にモーニングが普及し、80年代の第2次はファミレス業界でモーニングが広がった。2010年以降の第3次では、海外発パンケーキが火付け役となった。今回のブームはパン類が目立つ。

「朝の外食は共働きの会社員や年金暮らしの高齢者にニーズがある。マクドナルドやカフェチェーンが先行し、近年の需要拡大を受けて他社にも広がった。日本人のコメ離れが言われて久しいが、以前よりパン需要が伸びていることも追い風となった」(飲食業界関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈48〉73歳で駒沢大学に入学、就活に悩む同級生にした「木彫り名人」の話

  2. 2

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  3. 3

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  4. 4

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  5. 5

    やっぱりか? 自民・村井国対委員長が高市首相「国会逃避作戦」画策…予算委出席「原則不要」案をリポスト

  1. 6

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 7

    郊外に住むという選択肢 「都心から1時間」の狙い目エリア

  3. 8

    植田日銀シルバーウイーク前の「円高誘導」は大失敗…もはや為替介入はできない

  4. 9

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  5. 10

    高市首相の日米首脳会談「蜜月アピール」は突っ込みどころ満載…トランプ大統領は「心ここにあらず」