「白銀騎士団」田中芳樹著
「白銀騎士団」田中芳樹著
1905年11月、准男爵・ジョセフは、インド人と中国人の2人の従者を従え、ロンドンからエジンバラに赴く。依頼人のモレー家の所有地にオオカミに似た黒毛の化物が度々現れ、小作人やその家族15人が犠牲になったという。ジョセフが団長を務める白銀騎士団は怪物退治で名を馳せ、その化物を退治するのが今回の依頼だった。
3人が待機していると、咆哮をあげ怪物が現れた。ジョセフは家に伝わる怪物退治の銀弾を怪物に撃ち込むが、なぜか仕留めることができず、傷を負った怪物は姿を消してしまう。調べると、銀弾が錫弾にすり替えられていた。
ほかにも、ボーア戦争に従軍後、幽霊に命を狙われているという男の依頼など、従者とメイドに支えられる若き団長の活躍を描く痛快エンタメ。
(光文社 880円)


















