知られざる大奥の歴史と文化を紹介特別展「江戸☆大奥」東京国立博物館開催 ペア入場券を3人にプレゼント
知られざる大奥の歴史と文化を紹介特別展「江戸☆大奥」東京国立博物館 平成館(上野公園)/ 9月21日(日)まで
NHK大河ドラマ「べらぼう」が話題となり、江戸文化への関心が高まっている中、東京国立博物館では今、江戸城の大奥をテーマにした特別展「江戸☆大奥」を9月21日まで開催している。
現在の皇居、かつての江戸城の本丸、二の丸、西の丸にあった将軍の後宮である大奥。歴代の御台所(正室)とそこでは側室、その生活を支える女中たちの歴史には徳川将軍家という大きな権力の狭間に生きてきた女性たちの栄枯盛衰が見える一方、閉ざされた生活の中で大奥の女性たちはそれぞれの人生における喜怒哀楽を享受してきた。
本展は娯楽小説や芝居、ドラマなどで描かれてきた想像の世界とは異なる、知られざる大奥の真実を遺された歴史資料やゆかりの品を通して紹介しようというもの。中でも五代将軍綱吉が側室の瑞春院(お伝の方)に送ったと伝えられる、元禄期における最高の刺繍技術を用いて制作された「掛袱紗(重要文化財)」、大奥の女性たちを喜ばせるため大奥に出入りしていた女性の歌舞伎役者の中で11代将軍家斉の時代に活躍した坂東三津江が用いた豪華絢爛衣裳の数々。さらには大奥の女性たちの生活を浮世絵師・楊洲周延が描いた錦絵「千代田の大奥」全40場面や篤姫、和宮、絵島、瀧山らドラマや映画、小説などでおなじみの大奥のヒロインたちのゆかりの品も公開。見ごたえのある展覧会となっている。
特別展「江戸☆大奥」の入場券を抽選でペア3組6人にプレゼント。
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ハガキでの応募は〒住所、氏名、年齢、電話番号を明記のうえ、〒104─8007 日刊ゲンダイ『特別展「江戸☆大奥」』係まで。9月3日(水)必着。当選者は賞品の発送をもって発表に代えます。