ドジャースが大物クローザー獲得も…大谷翔平ら日本人選手に“追い風”になるとは限らない複雑事情

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 ワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースが、このオフも大きな補強を敢行した。

 ウインターミーティングの最中の日本時間10日、メッツからFAになっていた通算253セーブのエドウィン・ディアス(31)を獲得したのだ。3年約108億円の大型契約で、平均年俸約36億円はクローザー史上最高額になる。

 ドジャースの補強ポイントは抑えと外野手。抑えを獲得したことによって、ウイークポイントのひとつが解消されたともっぱら。大谷翔平(31)、山本由伸(27)、佐々木朗希(24)のチャンピオンリングがさらに増える可能性が高いとみられている。

 何しろ今季は62試合で6勝3敗、28セーブ、防御率1.63。額面通りに働けば大きな戦力になるとはいえ、必ずしも来季、好成績を残せる保証はない。

 ディアスは2018年オフ、トレードでマリナーズからメッツに移籍した。18年は73試合に登板して57セーブ(防御率1.96)でタイトルを獲得したものの、メッツ移籍後の6年間の成績は見事なくらい隔年で上下している。防御率をみると1年目の5.59から順番に1.75、3.45、1.31、3.52、1.63。前年の登板過多が原因だとすれば、来季は成績が悪化する番。隔年の成績が続くようなら、3年契約のうち来季と2028年、2年間は期待外れになってしまう。「最大の武器のスライダーに往年のキレがみられなくなった」というスカウトも中にはいるのだ。

 ドジャースはワールドシリーズを制した昨季も抑え不在だった。オフに4年約112億円と大枚をはたいてFAのスコット(31)を獲得するも、セーブ機会の失敗がメジャー最多の10回と機能しなかった。それでも大金で獲得した以上、使わざるを得ない。フリードマン編成本部長は打たれても打たれても「スコットで行け」とベンチに指示したそうだ。

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