更年期障害の治療HRT療法…米FDAが「心疾患」「乳がん」「認知症」リスクを否定

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「今日という日は女性にとって歴史的な日です。20年以上にわたる誤解を招く情報から何千万人という多くの女性が解放されます」

 11月10日、米国食品医薬品局(FDA)のマカリー長官が記者会見でこう明言した。

 この日、FDAは更年期障害の治療であるホルモン補充療法(HRT)の薬剤の箱に記載されている乳がんや心疾患、認知症リスクなどについての警告文を削除すると発表したのだ。

「実際は、心臓病のリスクは50%減、アルツハイマーのリスクは55%減、骨粗しょう症に至っては50~60%のリスク減、乳がんリスクも20~30%下げるという研究結果も出ている。HRTによって女性の健康寿命が10年以上延びることにもつながる」と指摘するのは、保健福祉長官であり、マカリー長官の上司であるロバート・F・ケネディ・ジュニア氏だ。

 これまでHRTは更年期障害の治療として認知されていたものの、乳がん、心疾患などのリスクがついてまわっていたため、医療従事者も積極的に使ってこなかった。

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