「D列車でいこう」阿川大樹著

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「D列車でいこう」阿川大樹著

 河原崎と田中、そして由希の3人は、満を持して広島県の山花町役場に乗り込む。しかし、面会の約束をしていた町長の瀬谷は、居留守を使って会ってくれない。3人の目的は、瀬谷が代表取締役を兼ねる第三セクターのローカル鉄道山花鉄道の再建計画をプレゼンテーションするためだった。

 きっかけは、銀行支店長の河原崎がツーリング先の山花町で出会った鉄道オタクの田中から、山花鉄道が2年後に廃線になると聞いたことだった。調べると、山花鉄道は一度も黒字になったことはないが、経営努力を重ね、経営効率日本一の鉄道になっていた。田中が2億円の資金を提供、河原崎の元部下・由希も加わり、3人で画期的なビジネスモデルを練り上げたのだ。

 ローカル線再建に立ち上がった3人を主人公に描く胸熱お仕事小説。 (徳間書店 1023円)

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