公務員ランナー川内宣戦布告 藤原のクビも賭けた福岡国際

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 面白いことになるかもしれない。

 12月1日号砲の福岡国際マラソンに出場する川内優輝は、目標タイムを2時間7分30秒に設定。「今後も日本代表を狙うかどうか、競技人生の分岐点になる」と述べた。

 川内のマラソン自己ベストは今年3月にソウル国際でマークした2時間8分14秒。大幅更新しなければ、来年のアジア大会(韓国・仁川)も16年リオ五輪も「諦める」と宣言したに等しい。五輪の舞台で走ることを夢見てきた26歳の川内にとっては大きな決断だ。

 その川内は、同じ舞台に立つロンドン五輪代表の藤原新(32)に向かって「市民ランナーがプロランナーに勝つことは価値がある」と宣戦布告。

 ロンドン五輪45位と惨敗した藤原はリオでのリベンジに燃えているが、このレースで、大きな決断を公にした川内にプロが負けたら果たして競技生活を続けていけるのか。川内に勝っても2時間7分30秒を切らなければ意味がない。

 藤原は「練習は7割ぐらいだが、この1週間で切れも出てきた。もう一度7分台を狙いたい」と言った。

 藤原の自己ベストは2時間7分48秒。2人の対決が見ものだ。

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