巨人に山口俊の後釜問題…首脳陣「若手にチャンス」の真意

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■新助っ人ダメなら外国人補強準備

 ただし、巨人はそんなに甘い球団ではない。

「元中日のデニー氏を招聘した国際部は、開幕前から春先にかけての緊急補強に備えた外国人選手のリストアップをすでに開始しています。人選は投手や内野手で、もしサンチェスがダメとなったら、すぐに動く用意があるようです。昨年は開幕から抑えを務めた新助っ人のクックが、4月中に失格の烙印を押された。結局6月に補強したデラロサが抑えとしてチームを救った。実は球団はキャンプが終了した頃から動いていた。要するに原監督は、クックは危ないんじゃないかと、キャンプ中にある程度見極めていたことになる。サンチェスもしかりです。もしキャンプで若手が台頭すれば、原監督も新たな補強を思いとどまるかもしれない。それでも、若手にいつまでもチャンスを与えないのが巨人という球団です」(球界関係者)

 若手も新助っ人もキャンプが大事。この1カ月で結果を示さなければ、巨人はいつも通り、「緊急補強」に乗り出すということだ。

【写真ギャラリー】東海大学で講演をおこなう原辰徳監督

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