ロッテ佐々木25球に絶賛 速さと制球を両立させる潜在能力

公開日: 更新日:

 本人が「全体的にダメだった」と不満の表情を浮かべたのは自分なりのテーマを消化できなかったからで、それは今後の課題になる。

 キャンプ前、佐々木が投げている映像を見た吉井投手コーチは、日刊ゲンダイのインタビューでこう言っていた。

「実際に見てみなければ分かりませんけど、フォームがまとまっている。足を高く上げた後にバランスが崩れないというのもあるし、股関節が柔らかい子は自分の重心をうまくコントロールできる」

あのスピードがあって、そこそこのコントロールがあれば、やっぱり、ずばぬけたピッチャーになるんじゃないかと思う」

 高校時代に163キロをマークしたことで、速い球を投げられるのはすでに実証済み。問題はそれだけ速い球を制御する制球力だったが、間近でブルペン投球を見た吉井コーチは改めてフォームがまとまっている、傾斜のあるマウンドで投げてもフォームが乱れないことを確認したのだろう。それが「あれだけのボールを投げる投手は見たことない」という評価につながった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった