ロッテ・佐々木の一軍デビュー計画は? 編成トップを直撃

公開日: 更新日:

キャッチボールだけで先輩選手もビックリ仰天

「ズバぬけすぎ。ミサイルみたいな球でした」

 7日、ロッテ佐々木朗希(大船渡)が初めてブルペン捕手相手にキャッチボールをした際、先輩投手からはこんな声も上がった。吉井コーチの見立てでは「5割の力」で速球を20球。捕球した前里BCによれば、指にかかった球は4~5球ほどだったそうだが、わずか1回のキャッチボールで最速163キロを誇る能力を存分に見せつけた格好だ。課題とされた体力面も首脳陣の想定以上の成長を見せており、チーム内外で「調子が上がれば、開幕ローテ入りできる」なんて声すらある。13日には初のブルペン入りも決定。今後の育成プランはどうするつもりなのか。松本球団本部長に話を聞いた。

 ――すぐにでも一軍で通用するとの声もあります。

「投げる姿、走る姿は素晴らしい。能力は大谷翔平(エンゼルス)クラスですね。今でも十分に一軍で通用する可能性はありますが、試合で163キロを投げることは体への負担が大きい。163キロを続けて投げたときに、ケガをしてしまうのが一番いけない」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然