大谷の米球宴DH選出確実 夢のHR競争にはマドン監督ら難色

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 米大リーグオールスター(日本時間7月14日=コロラド州デンバー)のファン投票が4日から始まる。ここまでア・リーグ3位の15本塁打を放っているエンゼルス・大谷翔平(26)がア・リーグのDH部門にエントリーされるのは確実。同部門ではレッドソックス・マルティネス(12本)、ツインズ・クルーズら、メジャーを代表する強打者との争いとなる。

 今季の大谷は開幕から投打の二刀流で起用されており、大リーグ機構推薦と選手間投票によって選出される投手でも栄誉を手にする可能性がある。

 さらに球宴前日にパワーヒッターが集う本塁打競争への参加を打診されるのは必至だ。今季、最大飛距離134メートル、最高球速188キロとメジャーでもトップクラスのパワーを披露している大谷が出場すれば優勝候補の一角になる。舞台はマイルハイといわれる標高1600メートルの高地にあり、打球が飛びやすいロッキーズの本拠地クアーズフィールドだけになおさらだ。

■オーナーと監督が出場に難色

 本塁打競争の優勝賞金は100万ドル(約1億1000万円)だが、大谷が臨時収入を手にするにはハードルがたちはだかる。モレノ・オーナーとマドン監督の2人が難色を示すのは明らかだからだ。

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