大谷は打撃好調でも要注意!ナ相手に“ドヤ顔”ご法度のワケ

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 エンゼルス・大谷翔平(26)が日本時間1日、敵地サンフランシスコでのジャイアンツ戦でベンチスタート。ナ・リーグの本拠地ではDH制が使えないため、九回に代打で出場し、相手の2番手右腕トロピアーノから四球を選んで出塁した。チームは1―6で敗れた。

 ジ軍の本拠地オラクルパークは左打者に不利なことで知られる。右中間の最深部が128メートルと広い上に、右翼ポールまで94メートルの狭さをカバーするため、右翼フェンスは7.6メートルもの高さがある。その右翼スタンド後方のマッコビー湾に叩き込む場外弾は「スプラッシュ・ヒット」と言われ、かつては通算最多本塁打記録(762本)を持つバリー・ボンズの代名詞とされた。

 これまでマッコビー湾に叩き込んだ投手は皆無。2019年までジ軍に所属し、通算19本塁打で2度のシルバースラッガー賞に選ばれている左腕のバムガーナー投手(現ダイヤモンドバックス)ですら「スプラッシュ・ヒット」を記録していない。

 ジ軍投手にとって「スプラッシュ・ヒット」を許すのは屈辱的なこととされる。ジャイアンツ時代のバムガーナーは右中間方向の打球の行方を見ながら、ゆっくりと歩く相手打者に何度も怒りをあらわにしたものだ。これが、あわや乱闘の引き金になったこともあった。

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