巨人新助っ人2人がバットで貢献し白星発進も…投手陣の悩みがますます深まるワケ

公開日: 更新日:

 巨人が24日、セ・パ交流戦初戦となるオリックス戦に競り勝って連敗を2で止めた。

 同点の八回無死一、二塁。2番のアダム・ウォーカー(30)がオリックスのビドルから125キロのカーブをしぶとく三遊間へ。これが勝ち越しの左前適時打となった。12日のDeNA戦から2番に入り、これで4試合連続安打。星野仙一監督に並んで歴代10位となる通算1181勝目をマークした原辰徳監督(63)は「(ビドルが)ストライクを取ることに一生懸命なところ。あそこはウォーカーに任せる。自分の打撃をしてくれというところで、一発で仕留めることができた」とご満悦だった。

【写真】この記事の関連写真を見る(07枚)

 5番のグレゴリー・ポランコ(30)も2安打と好調だ。試合には勝ったものの、この日はわずか5安打。チーム打率.244(リーグ4位)の貧打に加えて、何より原監督の打撃優先のスタンスの中で、新助っ人コンビの存在感は増すばかりだ。球界関係者がこう言った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋