日本ハム新庄監督 打率.220以下の打者に「選手の自己責任、どうしようもない」発言の波紋

公開日: 更新日:

 評論家の山崎裕之氏は「確かに起用に応えられなかったのは選手のせいでもありますが……」と、こう続ける。

「では監督や首脳陣は選手を成長させるために適切な手を打ったのか。選手には役割がある。中軸で本塁打を打つ『主役』もいれば、バントでコツコツ送る『脇役』もいる。特に前者はこれと見定めたら、中軸で使い続けなければ成長しない。打順をコロコロ変えたり、試合に出したり出さなかったりでは選手に責任感も生まれません。さらに言えば、新庄監督が就任した時の『優勝は目指しません』という発言は、選手にすれば『負けたけど、そもそも優勝を目指してないから』という言い訳につながりかねない。負けて悔しさを抱かなければ、成長もありません」

 新庄監督の今季の仕事はチーム強化であり、特に清宮や万波のような将来有望な若手を一人前に育ててこそ、その存在意義があると言っていい。彼らが育たなければ、指揮官の責任でもある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状