パドレスWCG突破は初戦先発ダルビッシュ次第…メッツに今季2勝0敗も、ポストシーズンは苦手

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 レギュラーシーズン全日程を終え、ポストシーズンが日本時間8日に開幕する。今季からア、ナ両リーグとも各地区優勝3チームに、2位以下の最高勝率3チームを加えた計6チームがプレーオフに進出。日本人選手ではパドレス・ダルビッシュ有(36)、ブルージェイズ・菊池雄星(31)の2人が出場する。

 すでにパドレスのメルビン監督は、8日のメッツとのワイルドカードゲーム(3回戦制)初戦にダルを起用すると明言。今季、チームの勝ち頭で10年ぶりに16勝(8敗)を挙げたベテラン右腕が2年ぶりの地区シリーズ進出を目指して先陣を切る。

 ダルは今季、メッツ戦で2試合14イニングを投げ、2勝0敗、防御率0.64、15奪三振。相性は抜群とはいえ、ポストシーズンはどちらかといえば苦手にしている。ドジャース時代の2017年、アストロズとのワールドシリーズでは相手ベンチにサインを盗まれて打ち込まれたこともあり、ポストシーズンは7試合に登板し、2勝5敗、防御率5.18と結果は芳しくないのだ。

 メッツは首位打者マクニール(打率.326)、打点王(131打点)で本塁打2位(40本)のアロンソを擁し、チーム打率.259はリーグトップ、総得点772は同3位と強力だ。いずれもサイ・ヤング賞受賞経験のあるシャーザー(今季11勝5敗、防御率2.29)、デグロム(同5勝4敗、防御率3.08)が、それぞれ1、2戦に先発する見込みだ。

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