DeNA高卒ドラ1松尾汐恩に開幕スタメンマスクの目! 嶺井がFA権行使でソフトB入りへグラリ

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「ソフトバンク入りに傾いているようです」

 球団OBがこう言うのは、去る3日に国内FA権を行使したDeNAの嶺井博希(31)のこと。

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「今季は自己最多の93試合に出場、プロ9年で472試合出場と経験は豊富。ソフトバンクは3年程度の複数年契約を用意しているだけに、DeNAは条件面でも分が悪い。嶺井の今季年俸は2700万円(推定)でCランクとみられる。FAで流出しても人的補償はないため、DeNAとしては頭が痛い」

 仮に嶺井が移籍すれば、DeNAの捕手陣は伊藤光、戸柱の併用でまかなうことになるだろうが、来年のキャンプ、オープン戦次第では、先日のドラフトで1位指名した松尾汐恩(大阪桐蔭)の大抜擢もあるかもしれない。

「松尾は高校1年の秋に遊撃手から捕手に転向。捕手経験は少なく、課題はありますが、鋭いスイングで木製バットにも対応できる器用さがある。強肩でフットワークの軽さ、俊敏さも兼ね備えている。大阪桐蔭では4季連続で甲子園に出場するなど、大舞台の経験も豊富。高卒3年目の東妻が成長を見せているものの、話題性も考慮すれば、松尾の開幕一軍、開幕スタメンもゼロではないとみています」(前出のOB)

 高卒新人では今季、ロッテの松川が史上3人目となる開幕スタメンマスクをかぶるなど、存在感を見せた。

「松尾は松川と比べると完成度は劣るが、今のDeNAは正捕手不在でどんぐりの背比べ。割って入れる能力はありますよ」とは、別の球団OBだ。

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