ドラフト指名選手に聞いた「行きたかった球団」と「行きたくなかった球団」

公開日: 更新日:

 ドラフト会議で名前を呼ばれた選手たちは会見で思い思いのコメントを寄せているが、そこには社交辞令も含まれている。

 浅野のように「12球団OK」という選手がいる一方、本音では「行きたい球団、行きたくない球団」があるのも事実。

 ドラフト前、日刊ゲンダイが今回指名された複数のアマ選手に「行きたい球団」を尋ねると、多くの選手が出身地の球団とともに、ソフトバンクの名前を挙げた。セ球団から指名された内野手が言う。

「12球団で最も育成環境が整っていると思う。甲斐捕手や千賀投手、大関投手のように育成出身選手も活躍している。きちんと育ててくれる球団という印象がある。選手層が厚く、優勝できる可能性も高い」

 一方、「行きたくない球団」を聞くと、意外にも多かったのが日本ハムだ。この日、1位指名された日体大の矢沢宏太(22)は「明るく楽しく魅力的なチームと思います」と話したし、「戦力がない分、チャンスが多そう」(西日本の大学生)との見方がある半面、今夏の甲子園に出場した球児はこう言った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか