阪神藤浪メジャーでの意外な人気とベストな移籍先 近年低迷、死球禍でも潜在能力を高評価

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「彼の真価を生かそうと考え、獲得を考えている強豪球団が意外と多いと聞きました」

 のっけからこう言うのが、米紙コラムニストのビリー・デービス氏だ。

 昨17日、阪神にポスティングシステムによるメジャー挑戦を容認された藤浪晋太郎(28)が会見を行った。

「(球団には)世界最高峰のところで勝負したい、と。(入札を)容認してくださった球団に感謝したい」

 と話した藤浪。

 もっとも、メジャー挑戦について懐疑的な声は少なくない。26試合に先発した2017年を最後にほぼ戦力になっておらず、今や「死球」は藤浪の代名詞。今季も16試合に登板、10試合に先発したが、防御率3.38。先発防御率3.84は12球団の同平均3.26にすら及ばない。「世界最高峰で勝負」以前の問題に映る。

 しかし、米球団の見方は違うようだ。

 冒頭のデービス氏は「高卒1年目から3年連続2ケタ勝利をマークしたように、ポテンシャルは高く評価されている」と、こう続ける。

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