阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

公開日: 更新日:

 杉山オーナーの任期は、岡田監督と同様に2年とみられています。しかも、角会長は先日の阪急阪神HDの株主総会で、宝塚歌劇団の問題を巡り、『私も75歳。(在任期間の長さを)自覚している』としたうえで、『まさに近々、辞退するというのはそうだが、来年まではこの体制で行かせていただく』と、近い将来の退任を示唆した。“後ろ盾”である角会長が退き、阪急がタイガースから手を引けば、岡田監督の去就は阪神が判断することになる。もともと、阪神は矢野前監督の後任に、平田勝男ヘッドコーチ(当時二軍監督)を推していましたからね。いずれにせよ、岡田監督の去就は、角会長と杉山オーナーの動向次第で決まりそうです」

 仮に岡田監督が今季限りで勇退となれば、後任は誰になるのか……。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

●関連記事【続きを読む】…では、「後任の有力候補」、岡田監督の最も近くにいて去就を左右するその他の「キーマン」などについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー