白熱する2冠争い 巨人・岡本和真に残された逆転の芽…ヤクルト村上宗隆より「有利な数」とは

公開日: 更新日:

 13日に神宮で対戦した巨人岡本和真(28)とヤクルト村上宗隆(24)の2冠争いが白熱している。

 初回に村上が2試合ぶりとなる特大の26号3ランをバックスクリーンに叩き込み、22本の岡本を4本差に引き離した。これで71打点とし、70打点の岡本を抜いて、こちらもリーグトップに立った。

 神宮が「庭」なのは、むしろ岡本の方だった。13日の試合前までヤクルト戦の打率は.388、8本塁打、20打点。これを神宮に絞ると、9試合で打率.515、5本塁打、11打点の大当たりで、この日も本塁打量産を狙って神宮入りしたものの、3打数無安打に終わった。

 村上追撃へ、まだ可能性はある。相性のいいヤクルト戦は残り2試合、そのうち大好きな神宮を1試合残している岡本にはもう一つ“お得意様”がある。巨人が最も多い5試合を残すDeNA戦も打率.300、4本塁打、10打点と相性抜群なのだ。

 対する村上は、逆に神宮の巨人戦は試合前まで9試合で打率.071、0本塁打、1打点。安打は2本とも単打で、長打を1本も打っていなかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    藤川阪神のドラ1指名は高卒投手か…最速150キロ超で《潜在能力の高さは世代ピカイチ》

  2. 2

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  3. 3

    谷原章介長男の芸能界挑戦で改めて感じる器の大きさ…実父・いしだ壱成と共演の可能性も

  4. 4

    目黒蓮“おバカキャラ封印”でますます上がる俳優業のハードル 「何をやってもキムタク」化の不安

  5. 5

    小泉孝太郎を他者第一にした "師匠"いかりや長介の教え

  1. 6

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  2. 7

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 8

    失敗を失敗でなくしてくれた…ふかわりょうの恩人に対する深い愛情

  4. 9

    森七菜の移籍トラブルと重なる伊藤健太郎の不義理退所…チラつくステージママの影

  5. 10

    昇格決定的の中日・井上二軍監督は立浪監督と何から何まで“正反対”《明るさと社交性のある熱い男》