後に告白本を出した奥菜恵の“セレブ離婚”

公開日: 更新日:

 当初、夫婦仲のよさを強調していた2人だが、7月に離婚を発表する。慰謝料はゼロ、車の名義を書き換えただけで短い結婚生活にピリオドが打たれた。

 世間には“やっぱり”という空気が流れた。奥菜は「お互いの人生を思い、このような形となりました」と当たり障りのないコメント。しかし、藤田氏が「妻はパートナーとして本当に素晴らしい女性」と語る一方、「つい先日、解決し難い問題が生じた」ためと発言したことから騒ぎが大きくなる。具体的な離婚原因がなかったことから、奥菜の不倫疑惑に藤田氏の愛人疑惑も加わってのダブル不倫を指摘する記事や子づくりをめぐる対立、金銭トラブル、性格の不一致に友人づきあいの齟齬(そご)など、真相は不明のままマスコミの間ではさまざまな臆測が飛び交った。

 3年後の08年、奥菜が暴露本「紅い棘」を出版したことで、この離婚騒動は再び注目を集めることになる。著書ではこれまで見えなかった結婚生活の一部が赤裸々に語られた。当時、藤田氏がブログや著書に奥菜を登場させることに対し、“知名度を利用されている”と感じたこと、さらに「これだけ買い与えて、不自由ない暮らしをさせている」といわれたり、奥菜がせっかく用意した誕生日プレゼントにも「どうせ俺の金で買ったんでしょ?」と突き放されたりしたことがつづられ、価値観のズレによるすれ違いが明かされた。元妻の突然の行動に藤田氏は苦笑い。衝撃的な暴露本の内容にも「批判は甘んじて受ける」と語った。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発