元関取の玉海力 ちゃんこ店大繁盛させた“スゴ腕”経営テク

公開日: 更新日:

 四股名通り、並外れた怪力を武器に大相撲で活躍した玉海力剛さん(47)。95年九州場所の土俵を最後に引退すると、定番のチャンコ店開店だけではなく、総合格闘技に参戦したり、ビーチ相撲連盟を立ち上げるなど話題を提供した。さて、近況は――。

 会ったのは「どすこい酒場・玉海力広尾本店」隣にある株式会社玉海力の事務所。玉海力さん、今や広尾、武蔵小山、銀座と東京だけではなく、中国の青島(チンタオ)、上海にもチャンコ店を持っている。

「青島店は9年前からですか。青島の店長はかつて広尾店の洗い場で働いてた中国人なんですよ。それが偽造パスポートでの不法滞在が発覚し、中国に強制退去させられましてね。私はチャンコ店のほかに貿易の仕事をやっていて、その関係で青島に足を運んだ際、日本料理を食べられる店を出して欲しいと現地の方に頼まれ、彼の故郷の福建省に会いに行きました。ぜひ恩返しをしたいというわけで」

 青島店は28坪、70席。開店当初、店は繁華街のはずれにあったが、その店を中心に街が発展。今や中心になったとか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?