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“ポスト能年”最右翼は? 午年アイドル事情を評論家が予想

<『午前32時の能年玲奈』著者 中森明夫氏インタビュー>

「あま前」と「あま後」――。この2語は現在のアイドルビジネスを語る上で重要なキーワードとなっている。国民的ドラマとなったNHK「あまちゃん」の放送前と放送後とでは、アイドルの売り出し方が一変。能年玲奈(20)というシンデレラガールを生んだ、たった一本のドラマが、すっかり日本のアイドルの景色を変えてしまったのだ。

 言葉は悪いが、アイドル文化の蓄積や富をとことん収奪したのが「あまちゃん」である。80年代にトップアイドルとして君臨した薬師丸ひろ子と小泉今日子、そして現代で伸び盛りの能年や橋本愛、有村架純といった新旧のアイドルが、世代を超えてひとつのドラマとして見られるような仕組みを作った。だが、それ以上に特筆すべきはドラマ内の“フェイクアイドル”たちを次々と現実の世界に送り出したこと。楽曲デビューさせれば音楽チャートで1位を獲得する快挙を成し遂げた。その現象をメディアがこぞって取り上げ、お祭り騒ぎとなった。

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